プログラマーがスキルアップを行うときに、取り組みやすい勉強法が技術書を読むことです。技術書には著者の知識と経験が詰め込まれており、自分が知らない情報やテクニックを簡単に知ることができるというメリットがあります。注意点としては、読んだだけでわかった気にならないことでしょう。技術書の書き方によっては、わかりやすい言葉で解説してくれているものがあります。そういったタイプの本を読むことによって、自分でも簡単にできる気がするという思い込みを生み出しやすいのです。
実際は知識として手に入れただけで、自分のスキルがアップしたわけではありません。このようなデメリットを解消するために、技術書を読んだ後はすぐに実践することがおすすめです。実践することで、知識として手に入れたものが自分のスキルとなります。
自分だけでスキルアップを行うのが苦手な人は、勉強会に参加するのがいいでしょう。セミナー形式の勉強会よりも、少人数制の勉強会の方が自分のスキルを磨くには効果的だといえます。少人数制の勉強会では、ディスカッションやコードの実践を行えることが多く、スキルを習得しやすい環境が整っているのです。勉強会では自分よりも高いスキルを持ったプログラマーに出会える可能性も高いため、わからないことに関して的確なアドバイスを受けられるというメリットもあります。人と触れ合うことになるので、スキルアップだけでなく、人脈を広げられるというメリットも得られるでしょう。